
総合版 移動平均線(MMA)の種類(写真図)と使い方・組み合わせ
移動平均線(MMA)の種類と使い方・組み合わせガイド
最初に、移動平均線の種類を説明します。
●指数移動平均線(写真図)①
●単純移動平均線(写真図)②
●加重移動平均線(写真図)③
●三角形移動平均線(写真図)④
●修正移動平均線(写真図)⑤
上の写真はすべて25日線になります。
●指数移動平均線(写真図)①
る一定の期間に限った単純移動平均線とは異なり、データがよりスムーズ処理することができるため、相場のトレンドをつかむことができやすくなります。
よく使われる移動平均線です
●単純移動平均線(写真図)②
単純移動平均線はシンプルで一般的な移動平均の方法です。
計算方法は単純に指定した期間の終値を指定した期間で割ることによりその期間中の終値ベースの単純平均値を算出したものです。
指定期間が長ければ長いほど相場の動きに対し、移動平均がスムーズになります。
●加重移動平均線(写真図)③
直近の値動き(終値)により比重を割り当てて算出されております。
●三角形移動平均線(写真図)④
三角形移動平均線は、Double Smoothed Moving Averageといい、ダブル・スムージングを基本として作られてます。
通常の移動平均線だと、急な価格の動きに移動平均線が追いつけないという状況が急落相場後の反発の際によく起こります。それに対応するために作られました。
●修正移動平均線(写真図)⑤
修正移動平均は単純移動平均によく似た移動平均で、テクニカル分析だけでなく、幅広く会計関連にも用いられる代表的な移動平均の算出法の1つです。
公式はシンプルで、データの最初のみ単純平均(前日の修正移動平均の値がないため)を用います。
〔修正移動平均:MMAの公式〕
MMA = (n*-1)× 前日のMMA + 本日の終値
n(指定した期間)
移動平均線をチャート上に表示・参考にする期間の一般的な設定は下記のようになります。
超短期トレンド → 5~13日移動平均
短期トレンド → 14~25日移動平均
中期トレンド → 26~49日移動平均
中長期トレンド → 50~100日移動平均
長期トレンド → 100~200日移動平均
<<ポイント>>
移動平均線の基本的な使い方
移動平均線の日数を変えたものを、複数表示させその線のクロス(交差)ポイントで売買エントリーをするのが一般的です。
各日数の移動平均線の位置により、トレンドを判断したりします。
移動平均線の組み合わせですと
パターン①
3日移動平均線、9日移動平均線、20日移動平均線、52日移動平均線、200日移動平均線
パターン②
5日移動平均線、20日移動平均線、55日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線
パターン③
10日移動平均線、20日移動平均線、52日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線
パターン④
11日移動平均線、20日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線
パターン⑤
7日移動平均線、25日移動平均線、53日移動平均線、75日移動平均線、233日移動平均線
色々なバリエーションがありますので、組み合わせてみましょう。

これは、10日移動平均線、20日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線を組合した写真です

